中古車が高騰している訳!
有名どころの中古車は、値段が爆上げしているわけですが、私なりに「なぜ?」を考えてみました。
そもそも、昔の車は、キャブレターが、あっ!
※「ガソリンは、単体では燃えることは出来ず、空気と混ぜ合わさってもえるので、キャブレターで混ぜ合わせて、燃焼室へと送ります!」
当たり前で、エンジン始動するにも、チョーク(エンジンが掛かりやすくするために、一時的に燃料を濃くします」を作動させてエンジンを始動するのですが、
※チョークには、燃料を増やして濃くするタイプと空気を減らして濃くするタイプがあります。
一種の、儀式のような工程が車を運転する前には必要だったんですよね!!
寒い日などには、なかなかエンジンが掛けられずに、出発できない!
酷いときには、バッテリーが上がってしまい、にっちもさっちもいかなくなる。
なんてこともあったりします。
しかし、慣れてくると、どんな状況下でも、一発でエンジン始動が出来るようになります。
慣れなんでしょうが、だからと言って、人の車が一発で掛かるかというと、掛からなかったりするんですよね!
不思議なものです!!
そんな中でも、どんな車でも、一発でエンジン始動が出来るとなると、みんなから一目置かれるんですね。
私は、エンジンを始動するのが、結構、得意だったんです。
理由は、私が初めて乗った車が、日産の43年式のB10サニーだったからです。
B10サニーは、もちろんキャブレターで、排ガス装置などない、シングルバレルのキャブレターで、チョークは室内にレバーが付いており、自分でチョークの引き具合を調整しながら、暖気をするという、めっちゃアナログで、面倒な車でした。笑
でも、はじめての車だったので、ちょっと古いけど、まあ、こんなもんかと思いながら乗っていました。
ブレーキも、倍力装置(負圧の力を利用して踏力を何倍にもしてくれる装置)もなく、生のブレーキだったので、生のブレーキっていうのも変ですが、目一杯ブレーキペダルを踏んで、倍力装置つきの普通のブレーキペダルを踏んだ感じなんですよ。
おかげで、足の力は付いたと思います。笑
でも、サニーのおかげで、キャブレターには、ちょっとだけ詳しくなれまして、オートバイのキャブレターなどは、簡単にオーバーホールなどが出来るようになりなした。感謝!感謝!
そんな、サニーを運転していた時は、運転中は結構忙しくて、エンジンの音を聞いたり、運転に集中していなければなりませんでした。
今の方たちのように、ダメですけど、携帯をいじったりなど出来る余裕はなかったですね。
しかし、今の車は、悪い言い方かもしれませんが、携帯をいじってようが、よそ見をしてようが、車が勝手に、ブレーキを掛けてくれるんですよね!
運転が、暇になっているようですね!
話がちょっと違うかもしれませんが、ホンダさんのVFR400Rを新車で買って乗ったことがあるんですが、約2000km乗ったところで、売ってしまいました。
非常に良いバイクで、ブレーキは効く、コーナーリングも良し、加速も申し分なかったんですが、なんか、私が操縦しているのではなくて、オートバイが走っているのにただ乗っているだけのような感覚があったんですよね。
わたしは、何もしていないような!!そんな感覚です。
昔の、車やオートバイには、そんなアナログなところや、自分で運転している感覚が残っているのではないでしょうか!?
今の乗り物は、とにかく無駄を省いた状態で、燃費も良ければ、エンジンは、一発始動ですしね!
面白みに欠けるんでしょうね!!
そんな中、言葉は悪いですが、無駄の多かった昔の車やオートバイ、不便なところや手の掛かる所が、可愛かったりするんですかね!!
そんなところが、多くの旧車ファンの心を鷲掴みにしているんでしょうね!!
今の車にはない、味とは、人間がコンピューターに代わって、あれをしたり、これをしたり、面倒なことを人間がすることにより、満足感が得られているような気がしております。
人間のために進化してきた車ですが、人間は進化しない車を求めているようですね!!
でも、新旧、どちらにも良いところがありますので、両方乗って、楽しんだもん勝ちのような気がします。
あなたは、新型、旧型、どちらに乗りたいですか??
では また!