脳動脈瘤になってしまいました！
約7年前に、たまたま
「脳のMRIを撮りませんか？」
というお話があり、一回もやったことがありませんでしたので、お願いして撮ってもら
うことにしたんです。
結果は、約３ミリの動脈瘤が見つかりました。
撮影の後、先生の診察で
「動脈瘤の大きさは3mmで、くも膜下になる場所ではないので、様子を見ましょう！」
というお話をいただきました。
その時私は、
「何か症状が出るのかな？」
と思い、
「くも膜下にならないのであれば、大丈夫そうだな！」
なんて軽く考えておりました。
久しぶりに（後から分かって、約7年ぶりでした）
「MRIを撮りませんか？」
というお話をいただき、
「そういえば前に動脈瘤あったな！？」
と思い出し、MRIをお願いしました。
撮影が終わり、診察室へ入ると
「脳は、きれいですね！」
と言われ、安心していると、
「前回撮った動脈瘤が大きくなっています！」
「前回3mmくらいだったのが、8mmくらいになっています！」
「紹介状を書くので、そちらに行ってください！」
とお話しいただきました。
「目に症状はないですか？」
「物が2つに見えたりしないですか？」
と言われましたが、自覚症状はほとんどなく、目が疲れるくらいでしたので、年齢のせ
いくらいにしか思っておりませんでした。
病院で紹介状などをいただき、その病院から出て駐車場に向かっているところで、紹介
の病院から連絡がありました。
当日から２，３日くらいで連絡が来ると思っていたんです。
「〇〇病院です！ MRI撮影した病院から連絡がありましたが、明日来れますか？」
とのお話でした。
「はやっ！」とおもいましたね。
そして、「急だな！」と思ったのですが、
「やばいのか？」
と、急に不安になり、明日、伺いますと連絡し、気を付けて帰路につきました。
翌日、紹介された病院に行くと、
先生に第一声が
「破裂しなくてよかったですね！」
でした。
自分が想像していたよりも、危なかったみたいです。
もし破裂すると、鼻血が止まらなくなります。
頭の中なので、すぐ止血できないので大変なことになるそうです。
「まず、検査入院して、その後、術式と手術日を決めましょうとのことでした。
家に帰り、ネットで初めてちょっと調べたんです！
すると、動脈瘤の大きさが4mmを超すと手術が必要と書かれている記事ばかりでした。
やばいみたいですね！
初めて、事の重大さに気づきました！
検査入院が、約1週間くらいで
足の付け根から、カテーテルを入れて首元まで入れ、造影剤を入れながら撮影をし、心
臓の検査など、頭を中心にいろいろな検査をされました。
そして、2週間後に再び入院し手術となりました。
手術は、検査の時のカテーテルより、少し太いカテーテルを足の付け根から入れて、ス
テントというコイルを動脈瘤のところに置いてくる手術で１％ほどのリスクがあるとの
説明を受けました。
「フローダイバーター留置術」
というらしいです。
１％のリスクということは、１００人に一人の確率ですか！
自分が当たったらどうしよう！ など考えました。
が、
やらない選択肢はないと思いましたので、お願いしました。
手術当日、
緊張の中
手術は約3時間ほどで終わりました。
と言っても、私は全身麻酔が効いているので、一瞬でしたが！（笑）
何ともないので（ステントが落ち着くまでには1年くらい必要らしいですが）、笑って
いられますが、破裂していたらと思うと、
「ゾッ！」とします！
退院時先生から、
「今回の動脈瘤は、11mmでした！」
と言われ、
「あぶなかった～～！」
と、再度思いましたね！
今回、症状が何もない状態だったので、幸いでしたが、やはり、年齢を重ねた方は、き
ちんと人間ドックを受けられた方がよろしいかと思いました。
昨年から、
「腰のヘルニアの手術をし、」
「大腸癌になり、」
今年、
「脳動脈瘤の手術をしました。」
どれだけ手術が続くんだと思っておりますが、寸でのところで助かっております。
この運を逃さず、今後も良い方向につなげられればと思います。
最近は、神社巡りをし、お参りしておりますが、感謝しかありません！！
では また！
